今日は久しぶりのゆっくりした休日。
昼間から、心置きなくノリノリでオカリナを吹く。
自分の世界に没入(笑)、やっぱりオカリナは心地いい。
ふと思った。
私がこんなにオカリナ沼にはまったのは、きっと、頭の中で描いているメロディをそのまま再現できるからだ、と。
私は、頭の中で描いているメロディを声で再現することが苦手だ。いわゆる「音痴」というやつ。
わたしの育った家は、何故かみんな歌うのが苦手。
弟は「姉貴はええやん。小さい頃ピアノ習ってたから、ズレているってことがわかるんやろ?オレは、ズレているのさえもわからへん。」となぐさめてくれるが、ズレていることがわかる故、歌っていても心地よくない。たまに気持ちよく鼻歌を歌っていても、ふと自分の耳で自分の鼻歌を聞くと、まじでズレすぎて、興ざめしてしまうのだ。
でも、オカリナは違う。歌うように吹き込む息が、自分の頭の中で描いているメロデイをそのまま、いやそれ以上に素敵な音色で再現してくれるのだ(あたりまえか(笑))。始めたばかりの初心者なのに、まるで歌うように、自分の気持ちをそのまま表現してくれる。オカリナは、初心者でも最初から本当に心地いい。
そんなことを考えながら、初心者五十知命は、今日もオカリナを吹く。ああ楽しい。