先日読んだ本に書いてあったユングのことば。
「人生の後半は、シャドウ(影) を生きる。
シャドウとは、自分が今まで生きてこなかかった半面・反面。
自分が生きられなかった半面・反面。」
心理学を全く知らない私でも、
名前は聞いたことがある「ユング」さまからの問い。
私のシャドウって何だろう・・・。
改めて自分に問いかけてみた。
私の頭に浮かんだのは、
白黒をつけない世界、あいまいさを受容する世界だった。
昔から白黒つけれる世界が好きだった。
勉強でも、仕事でも、白黒つけれる世界が好き。
正しいか間違っているかが揺るがない、権力や立場で答えの正誤が変わらない、
そんな数字の世界が好きだった。
今も、数字の世界は、私にとってとても心地がいい。
でも、子育てを重ね(勝手に育ってくれた、という方が正しいかも(笑))、年齢を重ねる中で、
世の中の大半の事象は、白黒つかない世界に存在していることにも気づいている。
白黒の世界はほんの一部で、世間の大半は、その間にあるグレーの世界に存在しているということ。
はい、わかっております。。。
白黒つかない世界、あいまいさを受容する世界は、
正直めんどくさい。
でも、そのめんどくささもすべて受け入れて、
人生後半、
私のシャドウ=白黒をつけない世界、あいまいさを受容する世界を、
積極的に歩いてみようかなぁ・・・。
そう思った五十知命なのでした。